自分が目指すのは「価値のないブログ」である

12月も残り3週間くらいとなり、長かったような早かったような、そんな1年も終わりそうです。ブログを本格的に書き始めてからはだいたい2ヶ月くらいですが、この2ヶ月の間でも色々なことがありました。


そんな中で、自分のブログそもそもの話をしたことがあまりなかったなという気がしているので、今回は、このブログについて、少し書いてみたいと思います。


1番の根幹にあるのは、「誰にも相手をされないブログを目指す」というものです。どういうことかは、以下で説明させてください。

ブログで稼ぐ人の仕組み

プロブロガーなんて言葉を聞いた人もいると思います。ブログでお金を稼いでいる人たちの総称ですが、月に数万円を稼ぎ副業としているタイプの人もいれば、数百万円を稼ぎブログでご飯を食べるプロの方もいらっしゃいます。


こういう人たちって、どこから収入を得ているんでしょうか?


殆どは、広告収益によるものです。


YouTuberとかと仕組みは似ています。ある会社が広告を出したいので、人目に付く機会の多いYouTubeの動画(ブログならば、その記事ですね)に広告を貼って、お礼にその会社からお金を貰う、というような仕組みです。YouTuberが再生回数を伸ばしたいと思うのと同じで、ブロガーもアクセス数を増やそうとします。作品が見られれば見られるほど、その中の広告が見られる回数も増えますから、そうしたアクセス数は収益額に直結するわけです。

Google AdSense のお話。


そして、その広告を出してほしいなって言っている、大手の会社のひとつとして、Google AdSenseがあります。収益を出しているブロガーの方で、これを使っていない方はまあいないでしょう。それほど重要な、ブロガーにとっては登竜門となるような存在ですが、このGoogle AdSenseは、審査が存在します。


つまり、


お前の記事が、広告を貼るに値するかチェックするよ


ということです。


ぼくも、特に意思があったわけではなかったのですが、これに審査要請を出してみました。


結果は不合格だったのですが、その時に返ってきたメールが以下です。


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不合格にもさまざまな原因があります。暴力やポルノなど不適切な記事があるから、とか、サイトのURLのドメイン設定が不適切であるからとか、色々ありますが、Google AdSenseの不合格の理由で一番多いのはこの「価値の低い広告枠」というものでしょう。

小難しく書かれていますが、まあまとめると、


そんな誰も見ないようなブログに広告は認めないよってことです。



ガーーーーーン(´゚д゚`)



価値が低いとズバッと言われると、応えますね。しかし、ブログが相当厳しい世界であるということはブログを始めたあたりから知っていました。ブログは始めたときより1か月で99%の人間がやめるといわれています。その理由を、目の当たりにしたようでした。


そして、そのとき、自分はこのブログが、ある意味特異な一面を持っていることにも気が付いたんです。


こんなブログには誰も寄ってこないということ


タイトルだけ見たらただ卑屈になってるだけやんけと思われそうですが、そうではありません。


例えば、ブログのアクセス数を増やそうと思ったときに意識しろと言われるのが、SEO対策です。これはつまり、Googleなどのサイトに認められるように、キーワードなどで記事の特質を出せ、というようなイメージです。


例えば、記事のタイトルを「僕の好きな食べ物」なんかにしても検索で人は入ってくれないわけで、「りんごのここがいい!おすすめの食べ方5パターン」とかにしたほうがサイトからの認知が良くなるということです。「りんご」で検索した時に、前者の記事はまあ引っかからないでしょうが、後者であれば引っかかる可能性がぐっと上がります。ブログを書いている人間も、検索する人がどのような需要を持っているのか、そうしたことを考えながらやらないといけないよ、ということです。


しかし僕は、このような記事の書き方を意識することはないでしょう。どちらかというと僕の記事は、自伝や経験談であったりと、人に紹介をしたいという旨のものではありません。今現在、自分のブログで検索流入で入ってくださっている方の検索ワードは、ほとんどが「転学部」「心理学検定」です。つづいて心療内科あたりも入っているのですが、上2つに比べればわずかです。


確かにそうですよね。転学部も心理学検定も、ほかに比べれば人の役に立つものでしょう。


しかし例えば

www.mattsun.work


こんな記事は、確実に検索からのアクセスは見込めません。


しかしそれでも、この記事は僕にとってははるかに大事な記事なのです。これが他人の役に立つのかとかはさておき、しかしこういうことに気が付いた時の気持ちを書き留めるための媒体がこのブログであり、アクセス数などの意識に気を取られて、大事な目的を失っては元も子もないのです。


0.0001%を目指す、その先に。

ですから僕は、広告をこのブログに出すのをやめました。


というのも実は、はじめは少し出していたんです。A8netといって、これもおそらく最も大きいアフィリエイトの会社なんですが(こちらは審査がいらないので誰もが広告を貼ることができます)、その広告をサイドのバナーに貼っていました。


そうはいっても、アクセスが伸びた時期に1日3円とかで、頑張っても微々たるものだったというのも一つの理由ですが、広告を得ることが僕の第一の目的ではありませんし、「好きなことを発信してお金がもらえるならそれほど幸せなことはない」とも思っていましたがそうしたことにも取り組んでみるのはブログに対しての考えがもうちょっと定着してからでもいいかなと思ったのが一番の理由です。


たとえば自分が勉強している分野においても、同じことが言えます。


自死においても、原因はほとんどが経済的なもので、いじめによるものって実は1%未満なんです。


誰ともほとんど関係がないことを勉強する意味って何ですか?


僕にもわかりませんが、誰とも分かち合えないような感情を考えるところに自分のパーソナリティはあり、そして、0.00001%の世界を諦めずに見続けたときに初めて分かるものがあるということも、いまだに僕は信じて疑っていません。



誰にも必要とされないような、しかしそれと同時に誰にも温かさがあるような、そんなブログを目指しています。だから、このブログは、とてもおもろいし、絶対にやめることはないでしょう。





おわり。