心理学検定1級を取得するまで。

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2ヶ月ほど前、心理学検定を受検しました。過去のブログでもちょこっと登場しましたが、今回のこの記事では、そこに至るまでの色々な経過、勉強法などを、経験したなりに書いてみようと思います。

自分の結果

9月末に届きました、自分の結果です。まず、こちらが、認定証

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まさか、賞状で届くとは思っていなかったので、これにはかなりびっくりです笑。

そして、その認定証と一緒に、個人の成績も同封して送って貰えます。それが、こちら。

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下で詳しく描きますが、試験は10の各分野に分かれていて、この成績表には各々の偏差値と合否が記載されています。なんとか全領域合格出来ていましたね。受検が終わったときの感触としては1級取得にはかなり不安があったので、一安心です。

心理学検定の基本情報

級の各認定基準など、簡単にまとめてみますが、元の情報源であるサイトも、下に乗せておきます。

www.jupaken.jp



まず、基本情報として、科目と認定級の合格基準は以下の通りです。

科目 
(A領域5科目・B領域5科目)

A領域
①原理・研究法・歴史
②学習・認知・知覚
③発達・教育
④社会・感情・性格
⑤臨床・障害

B領域
①神経・生理
②統計・測定・評価
③産業・組織
④健康・福祉
⑤犯罪・非行



認定級

特1級 A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格(申請が必要です)
1級  A領域の4科目を含む合計6科目に合格
2級  A領域の2科目を含む合計3科目に合格

受験形式


次に、受験形式を説明します。まず、1科目につき、20分の試験です。問題は各科目20問で、全て4択マークシートです。各科目の合格基準は、およそ正答率60%です(これは正確な基準ではなく、その年の難易度により多少の上下があるので注意してください)。つまり、11-13問くらいの正解で1科目の合格が貰えるというわけです。



そして、ここがほかの検定とは異なるところなのですが、心理学検定は〇級をうけます!!というような一般的な受験登録をしません。事前に伝えるのは、受験する科目数のみです。そして、受験する科目数は、3.6.8のどれかから選びます。


つまり、1級をとるつもりで6科目を受験し、5科目のみの合格となったとしても2級はもらえることがある、ということです。


なので、せっかく受けるのであれば、
1級をとるつもりで勉強しましょう!!!
と僕はおすすめしたいです。


ここからも、1級取得を目指す前提で、話を進めます。



受験戦略


では、受ける科目数をどうしようかという話ですが、6科目にすると、受験費用を抑えることは出来るものの1分野も落としてはいけない状況になるのが怖かったので、僕はチキって8科目を受験しました。自信があれば6科目でもいいと思いますが、2科目を増やして勉強の手間はそこまで増えませんし、この検定を受ける時点で心理学に興味のある方でしょうから、8科目の受験が無駄になることは無いと思います。しかし、1科目20分の試験なので、計160分とかなりの長丁場になります。頑張ってください笑。


さて、6科目か8科目の選択となったときに、1級を取るためにはA領域の4科目を含む計6科目の合格が必要ですから

6科目受験の場合
①A領域から5科目とB領域から1科目
②A領域から4科目とB領域から2科目

8科目受験の場合
③A領域から4科目とB領域から4科目
④A領域から5科目とB領域から3科目


この4パターンが考えられます。しかしこの中で、

A領域B領域ともに背水の陣とならないのは④だけ

ですね。

①②は6科目受験な時点で1科目も落とせませんし、③はA領域を落としてはいけないことになります。

これらのことからも、皆さんにはのパターンで1級を目標に受験することをおすすめします。

さて、このとき、A領域からは5科目選択したので全ての科目を勉強することになりますが、B領域からはどの3科目を勉強するのがいいでしょうか。これに関しては、


好きな科目をやりましょう笑。


これしか言えません。僕は生物系が苦手だったので生理の分野と、歴史が苦手だったので産業を捨てました。
しかし、それでも特に好きな科目もないよって人へ、1つだけ言えるとするならば、



統計測定評価だけは、段違いに難しいです。



特に、文系として過ごしてきた皆さんにはそう感じると思います。統計の基礎を知っておく必要がありますし、数学的思考も問われてきます。僕はもともと理系で、ある程度予備知識があったのでそこまで苦には感じませんでしたが、明らかにほかの分野よりは難しかったですし、覚えればOKな科目ではないということを知っておいてください。


勉強方法

ということで、本題の、勉強方法です。勉強方法といっても、各人それぞれに自分に合った方法がありますから、あくまで参考程度にしてほしいのですが、これはしておかないと、みたいに感じたこともいくつかありますので、それはみなさんにも知っておいて欲しいです。

準備


心理学検定をうけるにあたり、以下のものを買いましょう。


心理学検定 基本キーワード[改訂版]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2015/05/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
心理学検定 一問一答問題集[A領域編]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2016/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
心理学検定 一問一答問題集[B領域編]

心理学検定 一問一答問題集[B領域編]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
心理学検定 公式問題集 2019年度

心理学検定 公式問題集 2019年度

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2019/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



げげ、4冊も...?と思った人も多いと思います。ただ、これらはどれも欠かせないでしょう。強いて言うなら一問一答は省略してもいいかもしれませんが、アウトプットの材料があるのとないのとでは記憶の定着度合も違ってきます。お金があるのであれば買うことに損は全くありません。

大まかな流れ


勉強の大まかな流れは、

基本キーワードを熟読し、重要単語やそれの説明を頭に入れる
↓↓↓
一問一答で、アウトプットする
↓↓↓
定着してきたら、過去問で実践へ


という感じです。まさか知識もないのに過去問を解く人もいないでしょうし、これに関しては異議はないと思います。

さて、どれくらいの時間をかけるかですが...僕は3ヶ月ほど勉強期間がありましたので、

1.2ヶ月目...
1週間に1科目を基本ペースにキーワードテキストを読み、知識の定着を図る。たまにアウトプットも。
3ヶ月目...
過去問を解きながら分からないところは復習。


という感じで進めました。体感で、およそ120-150時間ほどガッツリ勉強できれば、合格を狙えるくらいになるのではないかと思います。


勉強のコツ。


以上が基本的なスタイルですが、早く、正確に覚えられればそれに越したことはありませんよね。記憶のシステムなども踏まえた上で、最適な勉強方法はどんなものか。僕なりの考えを書いてみます。


まず、試験のスタイルを把握したうえでそれに合わせた勉強法をとるのが重要です。全ての問題が4択のマークシートですから、たとえば語句を記述したりしないといけない訳ではありません。つまり、


この選択肢は違うな

とか、

この人物名はもっと長かったな


とかでも、正解にたどり着ける可能性があるということです。選択肢を見た時にその正誤が分かれば良いのであり、全てを自力で説明できるレベルまで到達する必要はないのです。こういった試験形式の際、短期記憶に働きかけた方が、効率よく勉強できます。


もしたとえば


・複数色の蛍光ペンや付箋で教科書が埋めつくされている

・各科目ごとに、人物や歴史などが一目でわかるまとめの表ノートを作っている



などという人がいれば、短期合格を目指すのであれば、ごめんなさい、やめた方がいいです。

(長期記憶に働きかけたい場合、今後もその知識を職として使いたいなど、ライフのツールにしたい場合にはこの方法の方が強いです。目的に対し合った方法があると言うだけで、勉強法に対する批判がしたい訳ではありません。)



教科書に大事なことは全て書いてありますから、教科書には、手を加えるにしても重要語句に1色ペンでマークをつけるなどに留め、説明は読んで頭に入れる(音読できれば尚良しです)のが良いです。紙には、重要語句を何回か書き、手で覚えます。

この方が、試験会場で、どんなのだったっけと思い出した時に再生される確率が高いです。

固く考えずに、なんとなしに覚えておけば良いのです。それでも本番では、記憶は思ったよりも正解を引き出してくれるし、テストのために一言一句覚えるよりかは、最終的に忘れてしまっても、勉強を積む時に興味のある分野を理解することの方が勉強としての質は高いです。

心理学を学んだ意義


心理学検定を受検し、思ったことを過去の記事に書いたことがあります。本テキストにも書かれている、基準規準の話です。僕は心理学が知りたかったのか、それとも1級が欲しかったのか?という内容です。もし良ければ合わせて読んでみてください。



www.mattsun.work




結果的に、学んだことは良かったと思っています。心理学を学ぶと、なんとなく漠然ですが、なんか人に優しくなれます笑。



皆さんの心理学検定の受検が良いものになるよう、祈っています。






おわり。