マイノリティ考察

"できない"を伝えること

大学を卒業してから進路がないので、バイトは当然、生活に必須のライフラインとなる。これをなくせば破産の道が待っていて、生活保護まっしぐらだ。 そんなバイトで、かなり気がかりなことがあって、その問題が最近、ようやく解決された。 大学二年生から続…

初めて行った心療内科、かなり後悔した話。

この記事に書くのは、ある意味自分の原点となるような話だ。 www.mattsun.work 自分のプロフィールにも、大学二年生の時に、心療内科に行った話は初めの方でちょこっと載せたが、ほとんど詳しく書いていない。そして、タイトルにも書いているとおり、自分は…

いじめ自殺はなぜニュースになるのか

卒論を書き終えたうえでの、主な考えをまとめる時期として今ブログを書いているので、今までに続いてしばらく自死の記事となります。 しばらく自分が研究室で考えてきたのは、デュルケームが言うところの「無規制社会が呼び起こす、止み難い渇きによる自死」…

「しらない」と「きらい」の解離

「知らない」ことと、「嫌いである」ということが、非常に紙一重で、近い距離にあるという話をしたい。ここをしっかりと分離できるということが、我々の生き方を快くすることにつながると思っている。 最近、自死遺族の方が、このようなツイートをしているの…

自立から依存へのパラダイムシフト

「依存」という言葉が、プラスの意味で使われることは、最近ではほとんど無いのではないか、と思う。つまり、依存という言葉は基本的に悪い意味で用いられる。―――何かに頼らないといけない情けない姿―――大げさに言えば、ここまで依存という言葉の持つ意味で…

蔓延る「普通」と、頑張れない京大生。

卒論を最後に仕上げて、教授に見てもらった。最終のOKが出たので、あとは印刷して提出するだけの状態になった。その時に、自分の卒論をずっと指導してくれた教授が、転学部を志願する人との面接が最近あった、と言っていた。 もうかれこれ、自分も全く同じ面…

黒い羊

ちょうど一年前の今頃、非常に感銘を受け、心を打たれた動画がある。 www.youtube.com 大学を出た後は医学部に入ることを目指してみようと思ったころだったから、この先何が待っているのだろうとワクワクする気持ちと同時に、なにか突拍子もないことを始めて…

マイノリティをマイノリティと表現することは差別に値するのか?

世間で一般にマイノリティとされている事柄が、たくさんあります。例えばLGBTに始まり、あとは心因の病気や、自分が現在研究している自死のことにおいてだって、よほどのことがない限り触れる機会もないという観点からしたら「マイノリティ」と呼んでもいい…

辛い気持ちは、論理的に話せないといけないのか? ~「聞く」人間が最も理解せねばいけないこと~

何か辛いことを経験した場合、そのことを周りに話す機会というのは、どれくらいあるでしょうか。普段の交友関係とかによっても変わってくるものだとは思うのですが、しかし外に向けて自分の気持ちを発信することが大事であるというのは間違いないことであろ…

偏見を持たれているという偏見は偏見となりうるのか?

自分に理解がない、という印象を抱くことは誰にでもあると思います。そんなに他人を責めるようなイメージでなくとも、少なくとも、この人とは合わないな、みたいに感じることは誰にでもあるでしょう。 ではなぜその人はあなたと合わないのでしょうか?あなた…

「病気」の反対は「健常」ではない

さて今回は、逆の発想をするべきタイミングとはいつか?この問いにぶち当たったので、その思考録を今回は書いてみたいと思います。 「逆」とはなにか 言語相対論で用いられる、色の例 白が成功で、黒が失敗、本当か? 「病気」を考えてみる フロイトの鑑別診断論…